グルッとまるごと栄村100㎞サイクリング 2016年8月7日
栄村でのサイクリングとは銘打っているが、ハードなイベントに初参加。
走行距離114㎞、獲得標高2500mというのは、それなりの脚力がなければ完走できない。前からその存在は知っていたが車でのアクセスがマストなため、これまで敬遠してきたが、今年はツールド妻有の前哨戦として走っておこうと思い立ち、友人に車を借りて参加した。
スタート地点は、栄村の役場の近くのさかえ倶楽部スキー場。
さすがスキー場だけあって、駐車場は相当に広く、すべての参加者の車が駐車可能のよう。これはすごいですね。
深夜、東京を出発し駐車場が空くという朝5時に到着。
まずは受付を済ませる。
バイクを組み、注油したり、空気を入れたりして、スタートを待つ。
日の出が美しい。
100キロコースは朝7時にスタート。
10人ずつぐらいが順次、送り出されていく。
今回は、たまたま第一グループでスタートを切る。
しかしサイクルコンピューターのセンサーが異音をたてていて、すぐに脇道に逸れて調整、そのせいで第三グループに飲み込まれて再スタートを切る。
コースはやはりタフでした。
前半30キロぐらいまでは印象としてはずっと登っている感じ。
その後も折り返すまでは登り基調。
こういうコースは、アシの差がはっきりとでる。
脚力、そして自らの重さ、このバランスで速さは決まる。
お腹が出ていて坂道が早い人は、すごく脚力が強いということになる。
なかなかそんな人、いないですけど。
コースからの景色はとにかく雄大。
そびえ立つ山塊を尻目に、息を切らしながら、ただただペダルを回す。
個人的に贅沢を言えば、コースとしてはもう少しメリハリがあってもいいかなと思う。
ずっと登って、ずっと下ってみたいな、そんな感じがする。
あと補給に関しても、もう少しバリエーションがあってもいいかなと思う。
バナナ、きゅうり、トマト、ゆべし。
印象に残ったのは、この4つの品でどのエイドステーションでも基本同じ。
昼食には、おにぎり2つ。
これ補給食を持参しないとハンガーノックになりかねないです。
スタート時に配られた、ミニ羊羹がかなり貴重な糖分でした。
ただ景色は本当にすごいです。
それだけでプライスレスな感動があります。
あと20キロぐらいの地点で、細い農道がコースとなっており、バイクを引いて歩く。
その先には吊り橋。
ちょっとしたアトラクションとして面白かった。
この日、少し浮き足立っていたのか、スタート時にガーミンのスイッチを入れ忘れ、すべてのコースの記録がされていないので、正確にはわからないのだが、おそらく114キロのコースを5時間ちょっとで完走した。
Bike Ride Profile | Morning Ride near | Times and Records | Strava
ゴールした時点で、あとからスタートした40キロコースの人たちもゴールしていたので、どのくらいの着順だったのかは不明。
それでも酷暑の中、獲得標高2500mを登りきった充足感は、ハンパなかったです。