成功する人の条件/映画「スティーブ・ジョブズ」
昨日公開になったばかりの映画「Steve Jobs」をみた。
午後1時からの回でしたが、わりと空いてました。
ジョブズに関係するものがあると、今でもつい手にしてしまう。
ウォズニアックの伝記も読んだし、仕事で番組もつくった。
名言集も沢山目を通したし、YouTubeで本人の演説もみた。
ヤマザキマリさんの書いている漫画だって読んでる。
ずっと考えて続けてきたことがあります。
成功する人、その尽きることのない情熱はどこから生まれてくるのか。
つまり成功する人の条件です。
ジョブズは、その特異な人格ゆえに人を傷つけ、また不可能を可能にしたといわれます。
「劣等感は人を強くする」という、一つの仮説があります。
これはかつて、脳科学者の茂木健一郎さんに教えてもらったこと。
確かに、一面の真理だと思います。
ジョブズの場合、自分は捨てられた人間である、という想いに終世とらわれていたといいます。
劣等感は人を押しつぶすこともあるが、時に人を強くする。
ジョブズの場合、世界に自分の存在を認めさせたいという強烈な承認欲求のようなものがあったのかもしれません。
じゃあ、劣等感がないと成功できないのか、そんなことはないと思います。
でも何か心の中に、強い”モチベーション”をもつことが必要だと思います。
ジョブズはかつて、インタビューのなかでこういっています。
「成功する人と、しない人の一番の違いは途中であきらめるかどうかです。失敗する人は途中であきらめてしまう。必要なのは強い情熱です」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_1403.html
なんのために仕事をするのか、そこを明確にすることが入り口なのかもしれません。
ジョブズといえば、発掘されたインタビューで構成された映画も最近ありました。
これ、見逃しちゃったんですけど、YouTubeでわりと長い映像がみられます。
http://www.youtube.com/watch?v=vkSCLvIaCcI
あとヤマザキマリさんの漫画も、かなりおすすめ。
伝記を読んでいても、かなりドキドキしながら読み進めることができる。
で、映画はどうだったかというと、僕には少しもの足りませんでした。
いろいろ知っているだけに、もっと、もっとと思ってしまうのかもしれません。
なんていいながら、何度も鼻をすすり上げたんですけどね(笑)